第41回秋の北海道選手権は!
 今年の秋の北海道選手権は、平成6年に行われた秋の北海道選手権以来実に7年振りの七重浜開催となりました。今回は函館フリートの三浦さんを中心にや函館ヨット協会の方々の協力を基ににぎやかで楽しい大会となりました。

 参加者も青森合浦Fから嵯峨さん、芦屋Fから中野さん、江の島Fから大谷さんがこられて艇数も僅かながら増加の傾向にあります。聞くところによると函館Fも新人が数人増え、小樽Fも数人、他のフリートも若くは無いが数人ずつ増加の傾向にあるという話が伝わってきました。なんとか歴史ある北海道選手権が常時15人〜20人で開催出来るようにしたいと願うのは北海道レーザーセーラみんなのいっわざる気持ちではないかと思います。

 その少ない人数をフリート家族の手伝いを借りて上手に運営していたのが今回の函館フリートの皆さんのやり方だったと感心いたしました。私達も気持ちがバブル期から抜け出せず、経費をかけないで家族による手造りのサービスもあるということを忘れていたような気がします。今後はおおいに参考にして行きたいと思います。

 さて、レースは1Rが29日午後1時からのスタートとなっていました。
29日は天気は朝から晴天、風は海から陸に向けて3〜4mぐらい、前日夜に七重浜に到着してキャンプをしていた私どもは朝早くから目を覚まし身体をもてあまし気味で早めの偽装に余念がありませんでした。午前9時〜10時にかけて運営役員、選手の皆さんが集まって来ました。13時のスタートがこんなに余裕があるとは思いもよりませんでした。風は10時頃から吹き上がって来ました。陸で計測すると6〜9mぐらいでした、スタートまで間があるのですがマストを立てることが出来なくなくなると困るので一応マストを立てて儀装を完了しておきました。しかし、12時頃になるとレーザーランチャーに乗っているレーザーがバウを持ち上げて自分で立ち上がるではありませんか、これはまずいとハルを横倒しにして寝かせてやりました。

 風は一向に収まりそうもありませんでしたが定刻スタートと言う事で出艇準備にかかりました、一番元気が良いのはラジアルに乗る江の島F大谷さんと小樽Fの島田さんでした。案の定海面10mオーバーで1R目トップを引いたのは大谷さんでした。札幌F近藤氏はトラベラーアイが破損したため陸に戻り新品アイを取替え後レース海面に戻るも余裕無しで2R目を終わりました、残りのレースに健闘するも入賞に1歩及ばずでした。

 30日も4R目途中から風速が上がり前日と同じようなレース海面になりました、そしてこの強風かつ上位激戦のなかシリーズを制したのは東南アジア帰りの函館F能代(仁)さんでした。実に見事と言うほかありませんでした。

 2003年の秋の北海道選手権は江差開催になりそうですが、その頃には函館の新人達が育っているので2軍〜3軍争いも賑やかになりそうな気配を感じました。

 さて話は変りますが、来年からレース委員会北海道地区委員が道東Fの二本柳 均さんから札幌Fの鈴木康夫さんにバトンタッチされます、二本柳さんには長い間ご苦労さまでした。鈴木さんにはレースの調整役宜しくお願いします。2002年のレース日程は御両人の調整により春の北海道選手権は小樽祝津、秋の北海道選手権は屈斜路湖砂湯と決まりました。

 最後になりますが、函館フリート並びに函館ヨット協会の皆さんそして家族の皆さん楽しい北海道選手権本当にありがとうございました。それでは皆さんまた来年もドコゾのレースで会いましょう!!
  
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