第15回 Laser 全日本マスターズ(羽咋千里浜沖)
1997年
 8.2〜8.3
 この大会は北海道から高松(函館市)が参戦し78艇の参加の中で見事マスターズ優勝、総合2位の成績を残したのでした、この成果が北海道マスターズに深い眠りから目を醒まさせる要因の一つになりました。
 レポート
  (Laser News bP49より)

 石川県羽咋に78艇が大集合!!..............唐津F 辰本 卓

 ’97全日本マスターズ選手権大会が8月2〜3日、石川県羽咋市の滝港マリーナで開催されました。

 今回の大会が行われた海域は、今年1月にロシアのタンカー・ナホトカ号の重油流出事故が発生し、重油が漂着した海岸ですが、多くの市民やボランティアの方々により油回収作業が行われたことにより、とても美しい海岸に復活し、とてもすばらしい2日間のレースを楽しむことがきましたことをまず第一に感謝いたします。

 レースは、初日、235度の海風、風速1〜2m、「べたなぎ」状態の中スタート。右へ左へ振れ回る中、第1レースは土居選手が1位、徳丸選手が2位でフィニッシュ。続く第2レースも全く同じフィニッシュ。第3レースでは、高松Fの小森選手(Women)が1位、土居選手が2位でフィニッシュ、ところが、土居選手は痛恨のDSG!、第4レースは時間切れでノーレースとなり、第5レース以降の成績如何により順位は分からなくなりました。

 第2日目、スタート直前の大雨突風によりスタート延期、6〜7m程度の風と波の中スタート、左右に分かれた集団のうち、右集団が風をつかんで上マーク回航、東郷選手が1位、上村選手が2位。第6レースになると、風も2〜3m程度と初日と同じ状態になり、地元羽咋Fの稲井選手(Women)が1位。最終7レースは2回のゼネリコの後スタートし、土居選手が1位。最終的に、最後まで優勝すると思っていなかった私(辰本)、2位は過去何回も優勝している高松選手(函館F)、3位はDSQが痛かった土居選手となりました。GMクラスでは、今回6艇の参加があり、木村治愛選手(芦屋F)が優勝しました。

 最後に、今回大会では、全国各地から78艇の参加があり、武田さんをはじめ素晴らしい運営陣により6レースが行われました。参加者一同、この2日間楽しく過ごせたことと思います。有難うございました。

                                  (唐津F 辰本 卓)



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