第17回 Laser 全日本マスターズ(青森市合浦)
2000年 8.19〜8.20

 今大会は、北海道の隣「青森合浦」ということで早くからキャンペーンを実施したところ島田重司(GGM)、高松 薫(M)、檜山義広(M)、阿部寿男(M)の常連組みに三浦 隆(M)、工藤健司(M)、黒川博巳(M)、鈴木康夫(AP)、鈴木純子(WA)が加わり総勢9名が参加いたしました。

 レース海面はフェリーターミナルから10分、合浦フリートの前浜で海の色はあくまでも青く、風はマスターにとってはほどよい風(軽風)、私にとっては不満、天候は二日間快晴、さらに大会を運営される方々のホスピタルティがすばらしいマスターズの大会でした。

 今大会の特徴的なことは、家族の同伴マスターが増えたこと、これは他のイベントではまねの出来ない家族理解のもとにこれからのマスターズ参加の方向性を示唆しているような気がします。それと、「ラッセラ!!」が最高でした、「ねぶた祭り」はすでに終わっていて見ることも参加することもできない私達に「体験!!ラッセラ!!」をさせていただき、今大会参加の楽しみを十二分に満喫すことができました。

 さて、北海道マスターズ蟹船団の成績は高松 薫(14位)、三浦 隆(16位)、鈴木康夫(24位)、黒川博巳(29位)、鈴木純子(42位)、阿部寿男(44位)、檜山義広(49位)、工藤健司(50位)、島田重司(52位)となりました。全レース軽風レースでしたが、特筆的なところでは強風に強い高松さんが昨年の青森合浦で行われた秋の東北選手権に出て「風邪」を引いてしまい、それを引きずって「肺炎」をおこして入院生活、その後体調を崩し入退院を繰り返ながら今日まで至りました、この大会前に体調が戻ったとはいえ80`あった体重が65`まで落ちてしまつたとのことでした。その甲斐あって14位とは立派な成績だと思います、16位になった三浦さんは1レース目3位、6レース目沈をしながらも5位に入った実力は相当なものがあります、この土地の暖かさが「ヒザの古傷」がを和らげてくれたと思われます。このマスターズ大会で30位以内に入るのは各地方の大会で常に上位にいる実力者達ばかりですが、30位以内になれなかった人でもこのレースで技術的にも精神的にも得るものは多かったと思います、今後更に精進し再度挑みましょう。

 写真は陸上ではたくさん撮ることができましたが、レース海面はあまり良いのが撮れませんでした今後研究を重ね、レース中の選手の真剣なドアップ写真を撮ってHPを飾りたいと思います。なにはともあれ、すばらしく、たのしい「青森合浦」の全日本マスターズ選手権でした。

 来年も「福島会津の猪苗代湖」に近所を誘ってみんなで行きましょう!!

  レポート
  (Laser News bP66より)

 微風の中、笹谷選手優勝!!...................青森合浦F 笹谷 優

 今日でねぶた祭りも終わり、あとは青森市はマスターズ一色という感じです。(私の頭の中の話しです)

 青森をアラスカのあたりとでも思っている方もいるようですが、数名の方から「ウェットスーツ要る?」という、当事者にとっては深刻な質問がくるので公開回答します。ウェット地のハイクアウトパンツ着用であれば、上はナイロン地の半袖「ラッシュガード」でしたっけ?あんな感じで充分です。北東風「やませ」は時期的に吹かないと思いますが、吹いたらちょっと寒いので、ジャケット一枚持ってくれば完璧です。要するに、関東とそれほど変わりません。雪もたぶん降りません。

 決行が危ぶまれた前日(18日)のオプショナルツアーは、20名オーバーの盛況でした。そのまま寿司屋の宴会場になだれこみ、前夜祭となりました。

 19日は、2〜4m/sの絶好のマスターズ日和(不満な方数名)潮流が少しあり、潮目の海藻やゴミの集団をいかにすまくかわすかが、勝負の分かれ目になった一日でした。青森でも、珍しい海藻軍団でした。

 レセプションで、ねぶた囃子にのってひたすら跳ねまくっていた何人かは明日足腰がたたないかもしれません。(作戦成功)

 上位の成績です。4レース消化、残り2レースです。(ちょっと私も跳ね疲れです)
全レースカウントの順位表です。カットしたら・・・・・去年の二の舞になると恥ずかしいので、あまり言わないでおきます。

 全日本マスターズは、20日第5、6レースを無事消化して終了しました。

 私(笹谷)が総合も取ってしまったので、優勝者のコメントです。『いくら、地元でしかも終始「笹谷風」(3m/s未満)だったとはいえ、今回の成績は運もすべて味方しました。いろいろあげるときりがない程ですが、左のコースエンドだけが伸びて、上位陣が軒並ハマつた最終レースも、しっかり私は伸びた集団にいましたが、あれはサイドマークを上マークと間違っただけですよ』 

 北九州で、頭に包帯を巻いて走った”レーザー乗りの鏡”青森のA氏はブラック旗にひっかかり、気付かず完走してしまったため無念の全レース失格・・・・・シングル2つあったのに来年こそは、・・・・エ〜〜ト・・・・普通にいきましょう。

 微風とはいえ、オジさんたちは足がもつれ、タック、ジャイブで沈していましたので、くれぐれも無理のないようにお願いします。皆様お疲れさまでした。来年は猪苗代が噴火していなければ、お会いしましょう。

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