第19回 Laser 全日本マスターズアルバム(山口秋穂) 
2002年 8.24〜8.25
 この大会には北海道を代表して札幌フリートより鈴木康夫、純子夫妻が参戦した。軍杯はなんとご婦人に上がったのである。これ以降このご夫妻には大変気を使わねばならないことを心がける北海道マスターズの面々であった。(汗...)
 レポート
  (Laser News bP73より)

 初参戦で勝利を呼び込んだ黒田選手!!...............福岡F 黒田武士 
 今年35歳になった黒田選手は、8月24日〜25日の山口フリート主催の全日本マスターズに初参戦した。先週の全日本(芦屋)と同じく、こちらの山口までも天気がよく、しかも強風が続いたとの情報から少し期待していたものの、世の中そんなに甘くないと自分に言い聞かせながら、家族(妻と娘)で乗りこんでの大会であった。
 24日、朝からの風(1m/s)は弱い、出艇するが風待ち後、2m/sで第1レーススタート。第1マークの時には、1m/sに落ちるが、潮の流れは速い。みるみる上位と下位で離れていく。無情にも、DNFに13艇が引っかかる。ラジアルはノーレースとなった。それから風を待つこと約1時間。風は強くなり、唯一ハイクアウトする風での第2レースが行われた。
 25日は昨日同様に風が弱かったが、セーラーの気持ちが天に届いたのか、風がキモチだけ吹いてくれた。しかし、この日はブラックフラグの餌食となゆる艇が19艇あった。レースは最後まで何が起こるか分からない。「非常」に、いえ、非常に奥の深い競技と言えます。
 今回、この深い罠にはまらずに難無く走った黒田が、発参戦ながら優勝させて頂きました。おもしろいヨットレースを発明してくれた「レーザー」に心から感謝したい。それから、2人の応援団にも感謝したい。

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