第40回春の北海道選手権は! |
今年の春の北海道選手権は近来まれに見る少艇数の大会となりました、その主な要因は各フリートとも若い新人が増えていないということ、もう一つはフリートメンバーが高齢になり病気、怪我、また職域での重責ある立場によりなかなか参加しずらく成って来たと言うこと、この不景気により仕事量が増加して個人の負担が増加しているというこの社会現象も要因の一つと思われます。しかし、各フリートの話を聞く処では、今は若者よりも高齢者がセーリングに興味を持ち、海での余暇を楽しもうという風潮があるということで、ポッポッと高齢会員が増えつつあるとのことです。このあたりの処をアィデアを出しながら研究されてはいかがでしょうか。ということで、今回はレースではなくレース後の大谷学校の一こまをレポートしたいと思います。 北海道選手権は初日の陸ではそこそこの風が吹くだろうとの判断をしていました、天気が良い事と大谷さんが来る事を聞いていたので、初日に3レースやってしまい、明日は1レース消化で何もなければ閉会式を早め、大谷さんから一声かかれば受けましょうと、鈴木キャップテンの判断で初日は好天気(風速2〜3m)の中で3レース消化してしまいました。 さて二日目は、まだ正式に決定していませんが新儀装の公開がありました。改良されたバングシステム、アウトホールシート、カニンガムシート、を1箇所に集めてくるやつです、週末までこのHPに写真公開します ニ日目の4レース目のスタートは10時予定でした、時間に合せてスタートマークのそばに行くと、風待ち状態で「上マーク」、「サイドマーク」はまだ打っていませんでした。 さあ! 主(ぬし)さまの登場となりました「みなさ〜ん風待ちのあいだこちらにアビームで一直線にならんでくださ〜い!」、「チューニング合せをしてください!」.....なんのことはない、いろいろなバリェーションをいれたフォアーザーリーダーを7〜8本消化です(3〜40分)。次はスタート練習をします、3分ごとのスタートでライン上に停止後スタート1タックまで....これが10数本(3〜40分) そこそこに風が安定したので4レース目消化(風速2〜3m、50〜60分) 主さま再び登場! 「せっかくきたのですから練習しませんか〜!」 と、来たね!。風速2〜3m 最初はスタート練習....何本やったか覚えていないくらい。次は4字ショートコース10本以上....最後尾と差が着くと順次360°もしくは720°をやるはめになる。当然艇を速く走らせるのが目的なのでどんどん進めると、途中で360〜720°それもヒールを着けてタック、アンヒールしてジャイブの基本を徹底的にやらされる。 あとは個人的にバング、アウトホール、カニンガムの指導を受けました...これが大変よかった。自分のセールトリムは写真でも撮ってくれないと実際のところ良くわからないので、指摘された通りにセッティングすると事実よく走る。 あとは当然バイザーリー....ヘトヘトになっているので頭では覚えていないです。結局、身体で覚えたような気がしました。後で聞いたら炎天下で腹も減りもうろうとしていたのは私ばかりではなかったようです。止めるよ! と言われたのが午後3時でした。 微風に弱点のある私には10年分くらいの進歩を遂げたことを体感できました。 最後に、札幌フリートのみなさん忙しいなか楽しい大会ありがとうございました。この後は、猪苗代マスターズまたは秋の北海道選手権で会いましょう。 PS.「新札幌ラーメン」は大変おいしかったです、次回の銭函の大会の時にはこの「新札幌ラーメン」を売りにして全国に発信しましょう!! |
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